東京・神楽坂の路地裏に店を構える、一軒家フレンチ『ラ・マティエール(La Matiere)』。昔からビストロやカフェが多く、〝フレンチの街〟とも呼ばれ、食通たちが集うことでも知られるこの町で、オーナーシェフの池田 辰之(いけだ たつゆき)氏がクラシカルなフランス料理を提供する。
池田シェフは、東京で10年修業した後、渡仏。本場で2年間腕を磨き、帰国後に独立。2006年、 『ラ・マティエール』をオープンした。「高級店が軒を連ねる青山、表参道とは違い、神楽坂は地元のお客様が通われる店が多いのでやりがいがある」という。
店名のマティエール(=素材の意)が表すように、『ラ・マティエール』の料理は食材ありき。たとえ高額でも、良い食材ならば手に入れるというポリシーが、「コストパフォーマンスの良すぎる店」と賞賛される所以だ。また、ボリュームがあり、素材をしっかり感じることのできるのが池田シェフの料理。人気メニューは、常連客からのリクエストが多く、オープン当時から形を変えていないロングランメニューとなっている「魚介のタルタルサラダ」や「厚切りスモークサーモンのゴマ付け焼き」。フランスをメインに、ニューワールド系も加えて80アイテムほど揃うワインは、ソムリエにより厳選・サーヴ。
黒とアイボリーの壁に赤塗りの扉という、神楽坂の町に溶け込むオシャレな外観。落ち着いた雰囲気の店内には、テーブル20席を用意。家族や友人、知人と記念日などの会食やデートでも。また、池田シェフがフランス語対応OKなので、海外からのゲストをもてなすにも最適なレストランだ。
■アクセス
東京メトロ東西線 神楽坂1番出口 徒歩2分