2017年6月、外苑前に満を持してオープンしたフレンチレストラン『Ysm (イズム)』。「自然からいただいた、いのちへの感謝と敬意を」分かち合う場として、食の原点を大切にするガストロノミーである。
使用する食材は、乳酸菌の発見者である、食コンサルタント・内藤善夫氏が育てた食材たち。植物や牛も、いい堆肥を使用してストレスなくのびのびと育てることで、健康に育ち、乳酸菌をきっかけにして動物と植物のサイクルができあがる。人はそのサイクルから自然のめぐみを受け取ることができるという「医食同源」にも通じる信念のもと、「未来の子ども達に正しい食文化を残したい」と内藤氏は語る。『Ysm (イズム)』でしか味わうことのできない、内藤氏の乳酸菌「アンティムッファ株」で育った「アンティムッファ牛」をコースのメインディッシュで楽しんでいただくことができる。
また、食事をおいしい、だけではなく、より楽しんでいただくべく、その皿が持つ、食材の生産者のメッセージや、ストーリーを感じてもらうことで、心が満たされるような時間を提供していきたいと、Ysmの若いチームの皆は語る。
料理に携わる全ての人々の想いを丁寧に汲み取り、それらを後世に継承していくことを目指す、最先端ガストロノミーを、フランスを中心としたワインとともに味わっていただきたい。
■『Ysm (イズム)』へのアクセス
・東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩7分