東京都内から電車で約1時間ほどの場所に、鎌倉はある。豊かな自然に囲まれ、日本文化の歴史がつまった情緒あふれる街。この古き良き鎌倉に、東京・築地の繁盛店「東京チャイニーズ 一凛」の姉妹店として、2017年4月に誕生したのが、モダンチャイニーズレストラン『イチリン ハナレ』である。
総料理長を務める齋藤宏文氏は、赤坂四川飯店にて12年修業した後、「東京チャイニーズ 一凛」の店主でもあり実力派の料理人。現在は『イチリン ハナレ』にて腕をふるう。齋藤シェフの右腕となるのは、「赤坂四川飯店」時代からの盟友・望月康弘氏。二人がタッグを組み生み出す料理は、「分解と再構築」をテーマとする「季節のおまかせコース」のみで、「ポケットコンシェルジュ限定の特選コース」を提供する。「日本の四季、大地、大海原を最大限に生かし、時間そして空間から生まれる食卓で、ひと口食べた時に笑顔がこぼれるお料理と体験を」届けてくれるという。こだわりの食材には、鶏肉は東京の三つ星レストランでも選ばれている「髙坂鶏」、野菜は産地直送の三浦野菜、魚介類は横須賀漁港のものをメインに、そして麺には、広尾「はしづめ」や表参道「はしづめ青山店」などの中華料理レストランを東京に構える、創業60余年の老舗製麺会社「橋爪製麺」から仕入れている。これらの食材を目で見て、口で味わい、そして四川料理のテイストをより身近に感じていただきたい。
『イチリン ハナレ』の空間の特徴は、鎌倉駅から徒歩15分ほどの日本家屋に存在するということ。店内は靴を脱いであがるスタイルで、広く長いカウンターがメインダイニングとなっている。「お客さまとの距離を大切にする」レストランとしての想いが込められた造りなのだ。空間や料理、自然本来の匂いや音を得られるとっておきの時間を、BGMの無い店内で、五感を使って過ごすことができる。会食やデート、そして家族利用(※お子様用メニューあり)など、多くのシチュエーションにて、研ぎ澄まされた自然の時間を満喫できるだろう。
■『イチリン ハナレ』のアクセス
・JR横須賀線「鎌倉駅」西口より徒歩15分