東京屈指の観光地、浅草寺の裏手にある通称「観音裏」。昔ながらの花街の雰囲気を残す風情溢れるこのエリアには、割烹や小料理屋が軒を連ね、隠れた名店が多いといわれる。そんな観音裏エリアで、2012年8月のオープン以来、人気上昇中の店が『焼鳥トリビアン』だ。
店主の半田 聡氏は、有名グルメガイドで一つ星を獲得する焼鳥の名店『バードランド』で9年間腕を磨いた人物。使用する鶏肉は、山梨県産の甲斐路軍鶏。雌鶏よりも肉の旨みが強く脂肪の少ない雄鶏のみに限定し、丸鶏の状態で仕入れて店でさばいている。鮮度の良さはもちろん、「ソリ」や「ツル」、「きわ」といった希少部位も揃えており、それぞれの部位に合わせた最適な下処理や味付けを施し、絶妙な火加減で焼き上げる。
おまかせのコースは、自家製レバーパテ、4種盛りの季節の前菜、焼鳥や焼き野菜、サラダ、鶏スープで構成。『バードランド』から受け継ぎ、独自にアレンジしたレバーパテや、タレとの相性が抜群のモモ肉の山椒焼きは、半田氏自らティスティングして選んだ日本酒やワインと一緒にぜひ味わいたい逸品。また、〆でいただく甲斐路軍鶏のスープで作るラーメンも人気。都内の有名ラーメン店からアドバイスを受け、麺まで自家製というこだわりようだ。
壁一面が朱色に塗られたビビットな店内は、カウンター18席、テーブル4席。焼鳥を焼きながらも気さくに対応してくれる半田氏の温かな人柄で居心地も良く、女子会やデートなどプライベートな利用も多いという。非日常的な空間で明るく楽しい雰囲気と、旨みたっぷりの焼鳥が、観音裏の夜を特別なものにしてくれるはずだ。
■アクセス
東京メトロ「浅草」駅1番出口より、徒歩12分
■貸切食事会やパーティー利用（16~19名）も可能です。
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