フランス語で「白い水」を意味する『L’eau Blanche(ローブランシュ)』。博多の繁華街を流れる那珂川を臨む、西中洲の2階にあるフレンチレストランである。
シェフの白水鉄平氏は、幼いころから「料理人になる」という決意のもと専門学校卒業後、『オテル・ドゥ・ミクニ』(東京・四ツ谷)、東京・日本橋にあった『オーグードゥジュールメルヴェイユ』を経て渡仏。帰国後、『オーグードゥジュール メルヴェイユ博多』のシェフを4年間務めた人物。「福岡という土地だからこそ提供できるもの」を日々探求し、九州各地をはじめ様々な場所へと自ら赴き、生産者と直接対峙することで、厳選した素材そのものの生命力を感じる最高の一皿へと昇華させていく。
「L’eau Blanche」はそんなシェフの生き方・料理観そのものを表現するオープンキッチンという名の劇場なのだ。
フレンチの枠にとらわれない『白水鉄平の料理』を支えるのは、洗練された空間と、心地よく流れる穏やかな時間。そして料理の魅力をより一層輝かせるワイン。フランスワインをはじめ国産ワインも常備しており、一皿ごとのペアリングも楽しみの一つだ。デザイナーの高須学氏が手掛けた、シンプルかつ上質な空間で、博多の景色とともに美食の時間をお愉しみいただきたい。
■アクセス
福岡市地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端」駅より、徒歩6分