大阪で飲食店が集まるエリアの中でも、個性が光るレストランが多く軒を連ねる「福島」エリア。その、大阪・福島でひときわ異彩を放ち、2006年10月のオープン以来、食通が通うレストランとして人気を集めているのが『Kamoshiya Kusumoto(カモシヤ クスモト)』だ。
オーナーシェフは楠本則幸氏。料理は独学で学んでおり、型にはまらないオリジナリティ溢れる品々が特徴。コースは毎月テーマを変え、「フランス料理×インド料理」「フランス料理×中華料理」「イタリア料理×日本料理」「韓国料理×日本料理」などさまざまで、10皿前後の創作メニューで構成する。
また、店名の「カモシヤ」とは“醸造酒”を意味しており、ワインは約2000本、日本酒は約200本を揃え、料理とのペアリングも魅力。コースのテーマに合わせ、例えば「フランス料理×インド料理」であれば、お酒もフランス産かインド産に統一するこだわりも。サーブは主にマダムが担当し、ワインをボトルで注文したゲストには、同じボトルワインでも、料理に合わせて最低でも3種類はグラスを変え、その時々の最高のマリアージュを楽しんでもらう。
店舗デザインは、「シック×モダン×シンプル」がテーマ。木と金属、ガラスといった異なる素材を使用しながらも、不思議とまとまりがあり、バーのような落ち着いた空間に仕上げている。カウンター9席、4名用の個室が1室あり、デート利用のほか、美味しいもの好きが集まる会食などにお勧め。マダムの行き届いたサービスも心地良い、毎月通いたくなる“醸造酒レストラン”だ。
■アクセス
JR「新福島」駅3番口より、徒歩2分