自然豊かな観光地としても名高い「嵐山・松尾大社」エリアで、1300年の歴史を持つ松尾大社からほど近い場所に『嵐山さくら』はある。京都東山 石塀小路で『石塀小路さくら』を約20年営業。そして、さらなる高みを目指すべく、2016年、京都嵐山で新たなスタートを切った。
料理は、一番大切なだしの仕込みに使う水にこだわり、柔軟な発想で素材の可能性を引き出して表現する。季節感のある伝統的な料理と共に、蒸しアワビやカニなど細かく刻んだその季節野菜を層状に重ね、土佐酢ジュレをそえた「ミルフィユ」、一杯目は普通に食べ、二杯目は魚貝の出汁汁をかけて食べる「うに土鍋ご飯」など、見た目にも美しく楽しいひと工夫した料理をバランスよく組み込み、ゲストを喜ばせてくれる。そのほか、白インゲンの餡と季節のフルーツを組み合わせた、自家製「フルーツどら焼」や、チーズを加えた自家製「ちりめん山椒チーズ」、自家製「鴨ロース」も名物だ。
客席は、カウンタ―6席、テーブル席の個室が2室。なかでも桜の時期は、4~6人用の個室からは夜桜も楽しむことが出来る。また、夏は五山の送り火のひとつ「大文字」「鳥居型」もごく近くからの場所で見られるという。内装は、随所にヒノキを使って温かみのある空間に仕上げている。
ここでしか味わえない料理と肩ひじ張らないカジュアルな雰囲気、気さくな店主との会話を楽しみに、全国からゲストが訪れている隠れ家的和食のお店である。
■アクセス
阪急嵐山線「松尾大社」駅より、徒歩6分
※お車でお越しの場合、駐車場がないため近隣の駐車場をご利用下さい。