都内の気品漂うエリア・広尾で、赤を貴重にしたファサードがひと際目をひく熟成肉専門ビストロ『ル・セヴェロ』。パリに本店を構え、創業30年以上の老舗が、海外出店1号店として2016年4月にオープン。「気軽に食べられるおいしいステーキ」をコンセプトに、骨付きのまま熟成して旨味を高めた肉をリーズナブルな価格で提供し、女性でも食べやすいと好評。開店当初から注目され、数々の食通が訪れている。
熟成肉を調理するのは、フランスでの修業を経てシェフに就任した萩原 隆氏と、パリの『ル・セヴェロ』や『ユーゴ・デノワイエ』で活躍後、エグゼクティブシェフとして入店した斎田武氏。肉の温度管理や、熟練された調理方法で、パリ本店同様の品質を可能にしている。
牛肉は放牧牛を基本に、フランス産や国産のほか、バザス牛などの希少種、乳牛として知られているが、熟成することで食肉として美味しくいただくことができるブラウンスイス牛など、目利きをした上で質の良い肉を扱う。
スペシャリテは「タルタルステーキ」。『ル・セヴェロ』は、保健所より「認定生食用肉取扱者等施設」として認定されているため、熟成肉の生食が可能で、これを目当てに来店するファンも多い。また、「熟成牛サーロインの食べ比べコース」も人気で、フランス産や国産の熟成肉を存分に楽しむことができる。
木の温もりを感じる店内は、1階は厨房と2〜4名用の個室、2階はダイニングでテーブル24席。デートや友人同士の利用をはじめ、接待でも喜ばれている。パリ発祥の歴史ある熟成肉のおいしさ、ぜひ一度味わっていただきたい。
■アクセス
東京メトロ「乃木坂」駅5番出口より、徒歩12分
東京メトロ「六本木」駅2番出口より、徒歩7分
東京メトロ「広尾駅」駅4番出口より、徒歩7分