2020年7月、軽井沢に残る里山エリアへ『L’ombra(ロンブラ)』が移転オープン。移転前の六本木時代の「イタリア各地の郷土料理」のコンセプトはそのままに、有機農法の田畑や清らかな川、雄大な山々から届く山肉などの豊かな信州食材を使う。新しい『L’ombra』では、ここでしか味わえない本格イタリア料理と浅間山の絶景を望むことができる。
シェフは、牛尾 裕(うしお ゆたか)氏。高校卒業後、イタリアで星付きの店を中心に十数年働いた後、奈良の星付き和食店、京都アールモンゼンホテル料理長を経て『L’ombra』の料理長に就任。イタリアで培った技術はもちろんのこと和食の技術も加え、塩の塩梅が心地よい軽やかで美しい料理を提供する。
野菜は、契約農家の畑に無農薬野菜をシェフ自ら摘見に行く。肉の仕入れもこれまで以上にこだわり、信州各地の和牛や豚肉、鶏肉のほか群馬県産の上州牛、鹿児島県産だちょう肉など様々な種類を用意している。魚は高崎の市場でシェフ自らの目利きで選ぶ。星付きの和食店出身シェフのスキルが随所にちりばめられた料理は、多くののお客様が「おかわり!」といってしまうほどだ。
白を基調とした店内は、1950年から60年代のヴィンテージ家具が並び、まるでイタリアのトスカーナやピエモンテのワイナリーにあるレストランに迷い込んだような雰囲気が漂う。皿やクロスは、新しいのにどこか懐かしい、そんな人の体温を少しあたためてくれる「RATTA RATTARR(ラッタラッタル)」デザインのものも。これらの商品は、併設するショップ棟「NATUR HOME」で購入することもできる。
風通しの良い室内は10名のテーブル席、浅間山がのぞめる特等席である屋外のデッキ席は6名のテーブル席を用意。四季折々の花や草木を楽しめる庭は、2020年に第一生命主催の庭の緑化大賞受賞。また、デッキ席はお子様はもちろんのこと、犬の同伴も可能。コロナの状況下においても風通しのよい屋内席や、完全屋外のデッキ席で安心して食事を楽しむことができるのが嬉しい。貸し切りも2〜25名様まで可能で、家族での会食や誕生会、プロポーズなど、特別なシーンでの利用もおすすめだ。
■アクセス
北陸新幹線「軽井沢」,しなの鉄道 中軽井沢駅下車 町内巡回バス乗換 「杉瓜」下車 徒歩3分
上信越自動車道「碓氷・軽井沢IC」より12km 軽井沢バイパス18号「鳥井原」交差点より杉瓜方向へ
※お車でのご来店をおすすめてしております。