六本木駅から徒歩1分の好立地に店を構える『六本木 飯家(ハンヤ)りょう』。「贅沢な日常食」をコンセプトに、九州の新鮮な魚介類を中心とした季節折々の料理を、気取らずに日本酒やワインとともに楽しめる割烹料理店だ。
店主の大西亮佑氏は、学生時代から料理を作る楽しさにひかれて料理人の道へ進み、博多の『飯家 くーた』で8年間修業。その後、『飯家 くーた』の六本木進出に伴い店主となり、2015年4月、『六本木 飯家 りょう』をオープンした。
『六本木 飯家 りょう』の売りの一つである魚介類は、築地だけでなく、福岡・長浜鮮魚市場から毎朝空輸されたものを使用。その日に入った魚介に合わせて、大西氏の技術が光る料理を提供しており、名物は「ゴマ鯖」。そのほか、『飯家 くーた』時代から人気だった“大山どり”の唐揚げや福岡で養殖されている鰻の白焼き、塩・胡椒のみでいただく十勝ハーブ牛も自慢の一品だ。自家製の明太子も好評で、他の料理店からも仕入れの注文があるという。お酒は日本酒が常時6種類ほどあり、大西氏の友人のソムリエが、料理に合わせてセレクトしたワインも20種類ほど用意。赤・白・ロゼだけでなく、オレンジワインも揃えている。
落ち着いた雰囲気の店内は、10席のカウンターと8名用の半個室が1部屋。カウンターには市場から届いた鮮魚がショーケースに並び、大西氏が少しずつ買い集めてきた作家ものや江戸時代の骨董の器を楽しむこともできる。女性同士の食事やカジュアルな接待のほか、深夜は仕事を終えた料理人が利用することも多いという。普段使いにも最適で、気心の知れた人とともに「贅沢な日常食」を楽しんでいただきたい。
■アクセス
東京メトロ・都営「六本木」駅 5番出口すぐ