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■お店からのお知らせ
2024年1月、下記住所に移転いたしました。
ご来店の際は、お間違いの無いようお気を付けくださいませ。
【新住所】東京都中央区銀座7-2-18 グランベルスクエア3F
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銀座7丁目、ビル3階に暖簾を掲げる『鮨處やまだ(すしどころ やまだ)』。店主・山田裕介(やまだ ゆうすけ)氏は異業種から転身し、銀座の鮨屋で7年間修業ののち、2012年7月に自身の店を構えた。
『鮨處やまだ』には、つまみも、生姜もない。握り一本勝負である。「鮨店に来ていただいたからには、鮨を存分に召し上がっていただきたい」と語る山田氏。鮨にかける並々ならぬ情熱と熱心な学び、そしてゲストを楽しませたいという遊び心が結晶した鮨をストーリーとして紡いでいく。
仕入れはすべて築地から。毎朝、山田氏自らの目で選んでおり、高級魚だけに頼らずその時々でいい素材を仕入れるため、東京では珍しい魚介に出合えることも少なくない。酢飯に使用するのは、粘りが少なく口どけ軽やかな宮城県登米市の希少米「ササニシキ」。赤酢と米酢をブレンドし、合わせる魚介によって温度や大きさ、握り方を絶妙に変え、あらゆる素材と見事に調和させる。コハダやサバといった〆ものは、素材ごとの塩梅が素晴らしく、カンパチやブリなどは絶妙に熟成をきかせて提供。肉厚な椎茸の握りや、塩のみで下処理した生牡蠣をエキスとともに食す牡蠣の握りなど、他店では味わえない技巧をこらした新しい食べ方のアプローチもまた魅力。メニューは、その日の魚介で組み立てるおまかせコースが基本ではあるものの、山田氏の鮨に魅了され、追加して楽しむゲストが多いというのも頷ける。ストーリー性のある鮨に合わせた、山田氏が選ぶ日本酒ペアリングも絶妙なので、安心して委ねたい。
店内は、ヒバ材のカウンター8席のみ。ユーモラスで明るい山田氏の人柄もあって、接待・会食のみならず、友人同士やお一人での来店でも心地よく楽しい時間を過ごすことができる。銀座でかしこまらずに、おいしい鮨を心ゆくまで楽しみたいという時に、ぜひ訪れていただきたい。
■アクセス
JR山手線 新橋駅銀座口より徒歩にて7分