富山 に訪れたら 一度 は 訪店 したい店 として 名が でてくる 『日本料理 山崎』。 2023 年 晩夏 、東京 京橋 に 移転 、新たなスタートを切った。
店主の山崎浩治(やまざき こうじ)氏の料理人人生は、富山の料亭から始まった。富山で5 年、大阪『日本料理 かが万』や、東京、金沢などの日本料理店で修業を重ね、そして 1996年に、地元・富山の人を喜ばせたいという想いを募らせ、満を持して独立。自身の名を冠する『日本料理 山崎』を開店した。山崎氏が料理において大切にしているのは、第六感。それは、たとえ同じレシピで調理したとしても、料理人が違えば味も異なるということから出した答えだ。調理法や食材の良さだけに頼るのではなく、料理人としての直感や感性で、どうすればおい しく食べて もらえるかと常に考えながら料理と向き合い、素材の力を最大限に引き出し、料理の味を昇華させる。使用する素材は、富山が育んだ海山の恵みが中心で、富山の地酒や料理に合うよう厳選した希少なワイン。地元の食材で作る山崎氏オリジナル、「白えびの塩昆布」は 健在 。醤油や塩の代わりにお造りと合わせたり、お酒のつまみや、ご飯のお供にもなる一品である。鍋の火加減や食事ペースなど、どんな些細なことにも神経を研ぎ澄まし、ゲスト 1 人 1 人に寄り添う料理ともてなしを提供する。山崎氏の、時間を気にせずに 幸せなひとときをゆっくり過ごしてほしいという願いが込められている。
京橋駅からほど近い、通りを少し入ったところに居を構え、一階はカウンター8席二階は6名まで入ることのできる、カウンター個室を用意。落ち着いて食事を愉しめるよう、内装や器もシンプルに揃えられおり、静かな居心地の良さを感じられる。東京の地で、富山素材による四季折々の瞬間を堪能していただきたい。
■アクセス
東京メトロ銀座線 京橋駅6番出口徒歩3分