赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京内にて、静かな日本庭園に面した日本料理 「雲海」。都心にありながら豊かな自然が感じられ、伝統的な和食を楽しめるレストランとして確かな信頼を集める名店である。三代目料理長を任されているのは、吉安健(よしやす たけし)氏。赤坂の老舗料亭「鶴よし」の料理長を15年間務めた後、2013年1月より、ANAインターコンチネンタルホテル東京直営の日本料理店「雲海」の料理長に就任、現在に至る。
料理は様式美を備えた会席料理のコースから、旬の食材を取り入れた一品料理まで豊富に取り揃え、幅広い利用シーンに対応する。食材は長年付き合いのある確かな業者より、旬のものを厳選して用意。冬には大分・臼杵直送のトラフグ、夏には鱧、秋には松茸と、日本ならではの季節ごとの食材の楽しみ方を、経験豊かな吉安料理長が巧みに提案。伝統に学び、器や盛り付けにまで心を配った繊細な料理人のこだわりと、いかにゲストをもてなすかに心を配る接客係の行き届いたサービスが相まって、和食店ならではの魅力を作りだしている。さらにグルメガイドの星付きシェフとコラボレーションを行うなど、新しい和食の可能性を模索したチャレンジにも積極的で、何度訪れてもゲストは新たな感動を覚えることだろう。アルコール類は和食に合うことを前提に、日本酒から日本ワイン、シャンパーニュまで取り揃え、ワインや日本酒とのペアリングなど新たな和食の楽しみ方も提案する。
客席は全124席で、2~32名用のテーブル席の個室5室、2~6名用のお座敷3室を用意。レストランに面した庭園は、旧芝離宮の恩賜庭園を模しており、滝の流れる広い池を有した360㎡もの規模を誇る。美しい庭園を眺めながらの食事では、季節感を大事にする和食文化の深みを改めて感じることが出来る。大事な会食や接待、家族の記念日など、また真の和食を味わいたいという外国人ゲストにもお勧めの一軒だ。英語メニューも用意されており、英語に堪能なスタッフも常在している。ロケーションと料理、スタッフが一体となって生み出す素晴らしき食の空間を、ぜひ多くの方に味わっていただきたい。
■アクセス
地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」13番出口より徒歩1分
地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」14番出口(エレベーター・エスカレーター有り)より徒歩3分
地下鉄南北線「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩2分