個性的な飲食店やアパレルショップが集まり、熊本のトレンド発信地として知られる上乃裏通りに、2018年12月オープン。店主は、熊本の鮨割烹店を生家にもつ山本 敬嗣(やまもと けいし)氏。辻学園調理技術専門学校卒業後、ホテルオークラ東京で2年、『箱根料理宿 弓庵(きゅうあん)』で2年研鑽を積み、東京都内の懐石や割烹料理店でも修業。その後地元へ戻り、32歳で独立を果たした注目の若手料理人である。
コンセプトは、「熊本・九州の食材を使った、五感で楽しめるカウンター割烹」。その根底にあるのは、故郷の熊本、ひいては九州の本物の食材を、日本料理を通して全国にアピールしていきたいという山本氏の熱い想い。店内の目立つ場所に、藁焼きや炭火を使える耐火煉瓦が設けられており、カツオやサワラの藁焼き、キンキの炭焼きなど、旬の魚を調理して提供。音や香りの臨場感とともに、五感で日本料理を楽しめる店づくりを打ち出している。また、中川一辺陶の土鍋で炊く季節の土鍋ご飯や旬の炊き込みご飯も、名物のひとつ。利き酒師の資格をもつ山本氏自らが選び抜いた日本酒も銘酒揃いで、常時約10種類が揃う。
落ち着いた雰囲気の店内には、カウンター8席、テーブル8席を用意。カウンターは厨房とフラットな高さに設えており、調理のライブ感満載だ。家族や友人との気兼ねない食事から、ビジネスでの会食・接待まで、幅広いシチュエーションでお愉しみいただける。
■アクセス
熊本市電A系統 水道町 徒歩3分
熊本市電B系統 水道町 徒歩3分