大阪市内の北浜駅から徒歩5分。西天満に店を構えるのが『天ぷら 川原崎(かわはらさき)』。大将の川原崎 敏朗(かわはらさき としあき)氏が、天ダネにこだわった上方天ぷらを提供する。
川原崎氏は、大阪生まれの大阪育ち。地元大阪の有名老舗天ぷら店で約20年間修業し、海外では中国・上海で、東京では銀座で多くの経験を積み、2012年に独立。自身の名前を冠した『天ぷら 川原崎』を開店した。そして2019年1月、大阪天満宮の近くで店をもちたいという、川原崎氏の長年の夢をかなえるべく移転し、ますます人気を集めている。
川原崎氏の天ぷらは、ゴマ油を使わない関西の“上方天ぷら”。油の香りが少ない綿実油を100%使用し、瀬戸内産を主とした高級な白身魚を軽やかに揚げる。高級魚のうま味が引き出された、お腹がもたれない味わいが魅力の一つである。また、希少な天ダネを楽しめるのも特徴。夏は、琵琶湖の天然アユや淡路のハモ、鰻といった希少な魚、冬は、山口・下関の天然フグや兵庫・香住のタグ付きカニ、和歌山のクエなど、ここでしか堪能できない高級魚の天ダネが自慢だ。魚それぞれに合わせ、衣の硬さを巧みに調整してベストな状態に揚げる。中でも人気のアワビは、3時間かけて仕込み、香り高くやわらかく仕上げる。
ドリンクメニューも豊富。日本酒は、富山「勝駒」などのレアな酒を中心に12~13種類を用意。ワインはシャンパーニュと白ワインのみ。また、天ぷらと相性の良い国産のホワイトビール「ROCOCO Tokyo WHITE(ロココビール)」やサッポロビールの生「エーデルピルス」を置く。内装は、京都の著名な職人による数寄屋造りで、木と石を重視した高級感のある空間である。8席のカウンターは、数少ない貴重な「国産のクリの木」を一本使用。天ぷらの揚がる音や香り、そして川原崎氏の職人技を間近で楽しめるライブ感あるカウンターにて、デートや仕事仲間、友人や家族などとの大切な食の時間を堪能していただきたい。
■アクセス
京阪本線 北浜駅 26番出口 徒歩5分