※お席に関して
空きが出た時点でお席を公開しております。
空席がない場合は「ウェイティングリスト」よりキャンセル待ちをお願いいたします。
※ウェイティングリストのご登録は、お席のご案内をお約束するものではございません。
※登録時には以下の時間帯でご登録をお願い致します。
(Lunch:12:00、Dineer:19:00)
九州は長崎島原市。諫早から島原鉄道で揺られて70分、最寄りの島原駅からは徒歩10分の場所にある。アプローチは島原の雄大な海岸線。淡いブルーグレーの建物が海の景色に溶け込む一軒家レストラン。
シェフの井上稔浩(いのうえ たかひろ)氏は島原生まれ。実家が地元島原で鮮魚店を営んでおり幼少期から海辺と触れ合う。料理専門学校卒業後、大阪の飲食店で働き2009年、地元島原に戻り父と「お食事処いのうえ」を営む。2014年、町の繁華街路地裏の2フロア8坪の極小物件を借り独立。町のカジュアルなイタリアンとして「Pesceco」をオープン。2018年8月、「田舎では食べられない料理」から「田舎でしか食べられない料理」をと覚悟をきめ大きく舵を切り、海沿いの1軒屋を新たな拠点として「pesceco」と改めて再スタートする。
2019年7月、移転僅か1年たらずで世界的グルメガイドにて一つ星を獲得。新時代の若き料理人コンペティション「RED U-35」2019ではGOLD EGGを受賞している。シェフが考えるガストロノミーとは、「自然と文化の共存」
豊かな自然と、そこに寄り添い暮らす人々の“手”を介して届けられる恵みを料理を通じて、海、川、山が連なる島原の里浜の文化として伝えていきたい。そんな想いを込めて創りあげた「里浜ガストロノミーコース」のおまかせコースを用意。新しいのに「腑に落ちる」味わいなのは、地産食材が導き出す必然のアルゴリズム。
ドリンクは国に拘らずナチュラルなワインを揃え、一皿一皿に寄り添いを持たせるペアリングがおすすめ。食事と合わせることによりペシコでしか体験できない唯一無二の形を提案している。
店内は横に長い窓を設け、着席したゲストの目線の先に水平線が広がる、室内からも海を感じるつくりで時間で変わる一枚の絵のように美しい。厨房に面したカウンター、シェフズテーブルは大理石で重厚に、木製の家具を配したダイニングはテーブルリネンでナチュラルかつ上品に。
島原"pesceco"で、この土地ならではの「食と自然が繋がる文化」に触れる旅の1日を楽しんでみてはいかがだろうか。
■アクセス
島原鉄道 島原駅 徒歩10分