愛知県の名古屋駅に程近いオフィスビルの地下1F。賑やかな地下街の一角にひっそりと店を構え、ひときわ異彩を放つのが、『肉屋 雪月花(せつげっか) NAGOYA』。“肉師”と名高い、田中 覚(たなか さとる)氏による、最高の和牛を提供する肉割烹だ。
精肉店を営む家庭に生まれ育った田中氏は、幼いころから肉に触れる機会が多く、10歳の時から包丁で肉を切っていたという。そして、25歳という若さで自身の焼肉店をオープンした。田中氏独自のスタイルで展開するメニューや、スタイリッシュな店舗デザインが目を引き、今では東京をはじめ名古屋、岐阜、滋賀の各地に18店舗をもつまでとなった。中でも、2016年に開店した当店『肉屋 雪月花NAGOYA』は、世界的なグルメガイドブックにも掲載されている。
「生産者から受け継ぐ田畑の汗、大地と自然の恵みを与えられた素材という生命に敬意を表し、真心でこたえたい」と田中氏は語る。「神戸牛」「特産松坂牛」など、希少性の高い最高峰の和牛を競り落とし、自身の店で提供。前菜からメインのステーキまで、肉のグレードにとことんこだわり、「焼肉店としては日本最高峰」と自負し、胸をはる。熱源は炭火。11-12品をコースで提供する肉割烹スタイルで、メインのステーキはフィレ、サーロイン、シャトーブリアンなどから選ぶことができる。肉の味わいにふさわしい、シャンパーニュやフランスワインなどを豊富にそろえ、ソムリエが好みに合わせてセレクトしてくれる。
店内は和を基調としたデザイン。イチョウの一枚板を使用したカウンターは10席限定で、4名までの個室を2部屋用意。「雪、月、花」という日本の自然美を屋号に冠し、国内外からも肉好きのゲストが、『肉屋 雪月花NAGOYA』の極上肉を求めてはるばる足を運ぶ。家族や友人、デートや肉会などのプライベート利用から、接待などのビジネスシーンにもオススメの肉割烹である。