大阪府吹田市・江坂駅から徒歩8分の静かな住宅街に、趣ある古民家を改装した『旬彩天 つちや(しゅんさいてん つちや)』がある。オーナーシェフ・土阪 幸彦(つちさか ゆきひこ)氏が日本料理の名店の数々で長年磨いた腕を活かし、「日本料理と天ぷらの調和」を愉しむ天ぷら店として、2008年7月に独立オープンした。世界的グルメガイドブックでは二つ星を獲得しており、国内外から多くのゲストが足を運ぶ。
店名に掲げる「旬彩天」には「旬の素材を 彩よく 最高の天ぷらを」という意味が込められている。日本料理の季節感あふれる「しなやかさ」と天ぷらの「ストイックさ」を融合させたおまかせコースは、『旬彩天 つちや』でしか味わえない景色をみせてくれる。
食材は、土阪氏が毎朝自分で仕入れ、自分で管理し、責任をもって調理するという信念のもと、近隣農家の野菜や地場で獲れた新鮮な魚介類を中心に、日本各地の逸品を仕入れている。天ぷらの揚げ油は、食材の香りを立たせるため、大阪府柏原市の「岡村製油」に特別に搾ってもらっている、うま味や甘みの強い綿実油を使用。食材ひとつひとつの輪郭が出やすいよう、食材の状態を見極め、食材ごとに異なる形状や厚さに合わせて衣の濃度を変え、水分量や揚げ時間、油の温度調整をおこない、季節によっても、火入れ方法や提供温度を細かく調整している。こだわり抜いた天ぷらの味わいをさらに引き出すのは、厳選された3種のつけ塩。ストレートな辛みの「岩塩」・うま味の強い「藻塩」・やわらかく食材に馴染む「湾の塩」をお好みで。
ワインはヨーロッパ・ニューワールド・国産をメインに50~60種揃い、グラス提供も豊富。テイスティングして好みのワインを見つけることが可能だ。日本酒は、関西や近畿のものを中心に全国から約20種を揃える。ノンアルコールの自家製カクテルや濃厚な葡萄ジュースもオススメ。
漆喰壁に瓦屋根という、蔵をイメージした白と黒の外観とは対照的に、店内は生成りの白木と茶色の用木を用いた温もりのある空間。食材が目の前で揚げられるライブ感を楽しめるカウンター12席と、テーブル個室(最大4席)を用意。食器は、現代作家の手による季節感を感じられる器を使用。女子会、同僚との会食やデート、海外ゲストのおもてなしでご活用いただき、日本料理と天ぷらが輝く至高の食体験をご堪能いただきたい。
※世界的グルメガイド京都・大阪 2024年度版にて二つ星を獲得
■アクセス
大阪市営地下鉄御堂筋線 江坂駅 5番出口 徒歩8分