六本木駅から徒歩約8分。西麻布の裏路地に店を構えるのが、『江戸前鮓 すし通(つう)』。
2008年の開店以来、鮨を愛する“鮨通”のお客様が足を運ぶ人気鮨店だ。
2016年より、『江戸前鮓 すし通』の大将として、つけ場に立つのが高橋 進紀(たかはし のぶとし)氏。高橋氏は、日本料理の名店『分とく山』に11年間在籍。『分とく山 ホテルインターコンチネンタル東京ベイ店』の料理長を務めた後、韓国へ。サムスングループ3代目総帥、李在鎔のお抱え料理人となる。その間、サムスングループのホテル『新羅』にて銀座の名店『きよ田』出身、森田松己氏の薫陶を受ける。帰国後、『江戸前鮓 すし通』の大将に就任。長年の経験に基づく確かな職人技で、お客様を魅了している。
豊洲市場から仕入るものと産地直送のもの。魚介の種類や季節によって使い分ける。握りは、伝統的な江戸前をベースに、ねかせた魚介を鮨ダネに使う熟成鮨。そして何より大事にするのは、鮨ダネ・酢飯・煮切り醤油とのバランスだ。鮨ダネ一つ一つに酢飯をかえていくため、酢も米もそれぞれにブレンド。鮨ダネと酢飯との絶妙な一体感は“鮨通”たちをもうならせる。自慢の一貫として名前を挙げるマグロは、通常、2週間以上 ねかせたもの。すじが多い部位には特に、すじが口に残らないように丁寧に包丁が入れられ、鮨飯との一体感を十分に堪能できる。旬のウニやアナゴも評判が高い。
日本酒は、産地にこだわらず、高橋氏がセレクトする全国の日本酒を常時50種類用意する。ワインは、ソムリエが常駐し、サービスする。ワインペアリングもオーダーOKだ。ノンアルコールのビールやワインも用意される。
ビル1Fに掲げられたのれんをくぐり、地下へ降りると、手入れされた坪庭が玄関アプローチになり、店内へと誘う。客席はカウンター12席と、半個室(4名〜6名)3室があり、穏やかに鮨を握る高橋氏の姿をどの席からも見ることができる。「鮨を気楽に楽しんでほしい。鮨店とは本来そういうもの」と話す高橋氏の笑顔が絶えることはない。家族や友人との会食やデートなどのプライベートから、接待といったビジネスまで、あらゆるシーンで利用していただきたい『江戸前鮓 すし通』。鮨通のお客様も、そうでもないと謙そんされるお客様も、その熟成鮨の味に納得されること間違いなしだ。
■アクセス
東京メトロ日比谷線 六本木駅 都営大江戸線 六本木駅 1c出口 徒歩8分