世界中の客人を出迎える、大手町駅地下通路直結のパレスホテル東京6階にある『フランス料理 エステール(ESTERRE)』。フランス料理界の巨匠アラン・デュカス氏が設立した『デュカス・パリ』をパートナーに迎え、日本が持つ独特の土壌、気候、地形といったテロワールを存分に活かし旬の素材の魅力を最大限に引き出す、フレンチファインダイニングだ。ラグジュアリーな空間からの見晴らしは、皇居外苑やお濠の四季折々の様子が広がる。夕夜は、ランドマークである東京タワーやオフィスビルの灯りやテールランプが彩る美しい夜景を、テーブルごとに異なる景色で贅沢に楽しむことができる。
“大地と海の出会いの物語を紡ぐ場所” をコンセプトに2019年11月オープン。2023年1月より小島 景(こじま けい)氏が新たなシェフに就任し、またペストリーシェフとしてノルマン ジュビン( Normand Jubin )氏が新たに就任した。地元鎌倉野菜を中心とする日本の食材を活かしながら、アラン・デュカス氏からの厚い信頼のもと「ベージュ アラン・デュカス 東京」の総料理長として腕を磨いてきたシェフと26 歳という若さながらも豊富な経験をもつペストリーシェフとともに「エステール」第二章として新たな挑戦に挑む。小島氏は毎朝直売所へ足を運び、自らの手で鎌倉野菜を選定しメニューを構成。日本のテロワールが生み出すさまざまな食材を余すところなくふんだんに使用している。
フレンチの技法で創られた料理には、フランス産ワインがよく合う。ワインはフランス産をメインにボトル600種類揃えている。シャンパーニュをはじめ、赤、ロゼ、白、デザートワインまで、メニューには約17種のグラスやノンアルコールのスパークリングも用意。
デュカス氏の生まれ育ったフランス・オクシタニー地方の言葉で、“母なる大地”を意味する『エステール』がお迎えするエントランスは、大地の恵みを象徴とした大きく実った野菜の木製オブジェが印象的。鉄を使用したオブジェやブラック系のスタイリッシュな廊下や木の上品な内装は、ラグジュアリー空間の中に温もりを感じることができる。個室の壁紙には一枚一枚、職人が丁寧に和紙を張り付け、日本の伝統工芸品とフレンチの融合により生まれる食と空間のバランスがリラックスと幸福感を増幅させてくれる。器は、フランス製だけではなく和の食器も使い、料理に合わせたおもてなしが来店した人の心を掴む。
完全個室も備わっていて、ビジネスの会食・接待だけではなく、10歳以上のお子様の入店もでき家族での利用にも適している。ラグジュアリーを感じながらも、心温まる素敵なひとときを過ごせるだろう。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
東京メトロ丸ノ内線 大手町駅 東京メトロ東西線 大手町駅 東京メトロ千代田線 大手町駅 東京メトロ半蔵門線 大手町駅C13bより地下通路直結