【ご来店の際の注意】
・当店のビルと隣のビルが同じ住所ですのでそちらをお間違えのないようご来店ください。1階が眼鏡屋のビルになりまして、横の細道にエレベーターがございますのでその5階です。場所が分からない等ございましたらお店にお電話をしていただけましたらご案内させていただきます。
都内の中でも再開発が進み、洗練された街として注目を集める北青山エリアに一つ星の『鮨 将司(まさし)』はある。店主の山口将司(やまぐち まさし)氏は、リッツカールトンホテルの鮨店等で修業後、フォーシーズンズホテル京都の『鮨 和魂』の立ち上げ料理長として活躍し、一つ星の獲得へと導く。その後、ペニンシュラ東京『鮨 和魂』の立ち上げ料理長に着任し、2020年6月に独立を果たした。
メニューはコースのみで、江戸前鮨にオリジナリティの高いつまみで構成。山口氏のにぎりは、キレよくさわやかな味わいで、口の中でほどける酢飯が特徴。米酢と赤酢をブレンドし、酢のコクや深みを打ち出している。また、丸みを帯びた米粒が特徴の群馬・水上と山形のコシヒカリを合わせ、空気を含ませながら握ることで、ほろほろとほどける食感を生み出している。つまみの看板メニューはマグロのすき焼き。食べ終えたあとの残った卵黄に、酢飯を入れて食べる“鮨屋のTKG(卵かけご飯)”は、その独創性にきっと驚くはずだ。
アルコールは日本酒がおすすめ。前菜にはやや甘口の岩手「AKABU 赤武」を、にぎりには辛味のある宮城「日高見」など、計8種の中から随時おすすめを紹介してくれる。また鮨の味わいを邪魔しない、シャンパンとフランス産白ワインも用意している。
客席のメインは9席カウンター。つけ場のまな板と付け台の高さを同じにし、職人の美学が目で捉えられる設計に。またプライベート空間を大切にする4名席の個室も配備。接待やデート利用が多いが、山口氏の「どなたでも、食事を精一杯楽しんでほしい」との想いから、昼は貸し切りにも対応し、小さな子ども連れでも安心して利用できる希少な鮨店だ。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
東京メトロ銀座線 外苑前駅 徒歩3分