銀座6丁目のビル2階に店を構える『日本焼肉 はせ川 銀座店』。店名の日本焼肉とは、日本料理と焼肉のコラボレーションの意。これまでの焼肉の既成概念にとらわれない独自のスタイルで料理を提供する。
料理長を任されるのは益田 宣明(ますだ のりあき)氏。南青山『青山クラブ』ほかの日本料理店で腕を振るい、世田谷『泉竹(いづちく)』では茶懐石を会得した益田氏が、和の技法を持って焼肉の懐石メニューを作り上げる。
『日本焼肉 はせ川 銀座店』の焼肉は、“胃にもたれにくい焼肉”だ。A4〜5ランクの松阪牛をはじめとした全国の特選黒毛和牛の焼肉を、胡麻油といったタレではなく味噌ダレや醤油ダレ、また瀬戸内産の藻塩に契約農家のレモン、伊豆天城の「安藤わさび」などを付けて召し上がっていただく。そして“体にやさしい焼肉”としてキムチではなく自家製のぬか漬けを付け合わせるところが、“日本焼肉”である所以。さらに店内で使用する焼肉のロースターは、空気清浄機が組み込まれており焼くと即座に煙を吸ってくれるので、お客様の衣服などに匂いがつきにくいのも大きな特徴だ。
野菜にもこだわり、野菜ソムリエが全国を奔走し契約した農家から仕入れる。「はせ川厳選 早採り野菜のサラダ」は、小さく甘みのある早採り野菜をオリーブオイルと塩昆布で味付けされ、さっぱりとした食感が人気を集める。マツタケやカニ、エビなどふんだんに使われる旬の高級食材は、備前焼や唐津焼、越前焼などの器から、国内外で活躍する内田 鋼一(うちだ こういち)氏という陶芸アーティストによる器が華やかに彩る。
店内のL字型カウンター席(8席)は、目の前で料理人がカットした肉を、鮨の付け台のように配置された皿に置くというライブ感を楽しむことができる。テーブル席(個室もあり)には、あしらいを施された厳選肉が和食器に盛られて提供される。家族や友人、仕事仲間との会食やデートで利用され、新感覚の“日本焼肉”を堪能していただきたい。
■アクセス
東京メトロ銀座線 銀座駅 C2番出口 徒歩3分