東京・新橋駅より徒歩4分、繁華街にあるビルのB1Fに店を構える、一つ星の日本料理店『蓮 三四七(れん みしな)』。ビルの入口とは別にある、店名を掲げた門灯と専用の木戸がゲストを出迎える。
店主の三科 惇(みしな じゅん)氏は三つ星『神楽坂 石かわ』で修業し、三つ星『虎珀』の立ち上げに参画。その後、2009年に神楽坂にオープンし、2018年銀座に移転した『蓮』の店主に。2020年7月、店内改装に伴い店名を『蓮 三四七』に改めリニューアルオープンした。
料理は旬の素材そのものの味を引き出し、シンプルに仕上げることを心がける。数時間かけて蒸してじっくりとすり潰し、またゆっくりと火入れするといったように、計り知れない手間と時間をかけるからこそ、口にいれた瞬間にやさしい味わいが広がりゲストの顔もほころぶ。
仕入れは、産地を限定せずその時々で全国各地から極上のものを厳選。オススメは『蓮 三四七』の料理の根底にもなっている「火入れ(炭焼き)」の料理。マツタケやハモ、カニといった季節の食材を、カウンターの目の前で七輪を使って炙る。素材の声を聴いて素材の味を最高潮に引き出す、熟練の技が光る炭焼きだ。
お酒は、日本酒であれば「黒龍」や「勝駒」をはじめ限定酒など常時10種を用意。ワインは、ブルゴーニュやナパのものを中心にフランス産など幅広く取り揃える。
格子戸を開けて店内に入ると、色とりどりの金魚とオレンジ色の暖かな灯り、スタッフの柔らかな笑顔が出迎え、落ち着いた上質な空間が広がる。店主を近くに感じられるカウンター6席と個室テーブル2部屋(2~4名)を用意。デートや友人との会食、接待や記念日などにオススメ。素材がいきる凛とした料理と空間で、どこか懐かしくほっこりするひとときをお過ごしいただきたい。
※世界的グルメガイド東京 2023年度版にて一つ星を獲得
■アクセス
東京メトロ銀座線 新橋駅 銀座口 徒歩4分
東京メトロ日比谷線 銀座駅 C2出口 徒歩5分