新宿駅から車で10分ほど離れた閑静な住宅街・河田町にたたずむスパニッシュ様式の美しい洋館が、『小笠原伯爵邸』だ。礼法の宗家として名高い、小笠原家第30代当主・小笠原 長幹(おがさわら ながよし)伯爵の本邸であった建物を使い、2002年6月にオープン。営業するまでに1年半~2年、営業中も含めると約3年の修復を経ての開業となった。迎賓館を彷彿とさせる美しく格式高い空間での食体験は多くのファンを魅了し続ける。
スペイン出身のゴンサロ・アルバレスシェフは、一つ星『L'Esguard(レスグアルド)』で修業した後、名店『Neichel(ネイチェル)』にてセカンドシェフを務めた。2009年よりこの店の料理長に就任、日本食材を活用した独創的なスペイン料理を提案する。
約1千坪の敷地を持つ『小笠原伯爵邸』には樹齢500年のオリーブの樹を中心に色とりどりの花々が目を引く庭園が広がる。屋上庭園で育てたハーブや花、オリーブの実などは時に料理にも用いられる。コース料理と目の前に広がる庭園で四季を感じていただける趣向となっている。仕入れは、スペインの食材を軸に日本各地から極旬のものを厳選。スペシャリテは「イベリコ豚のベジョータ」。一定期間ドングリを飼料として育ち、きめ細かい繊維の赤身は柔らかくジューシーで、その風味に驚くゲストも多い。他にも特選牛を使ったコースなど、華やかな日にぴったりの仕立てとなっている。また、ワインは、スペインの現地に何度も足を運んで選んだこだわりのオリジナルワインやシェフソムリエが提案するスペインワインのペアリングも、ぜひご賞味いただきたい。
店内にはゆったりとしたダイニングと庭をのぞむベランダにあわせてテーブル50席、個室2部屋を用意。季節によってはガーデン席も利用できる。ご希望のお客様には、歴史ある館内の案内サービスを行っている。可能な限り当時の伯爵邸を再現し、ステンドグラスや漆喰の彫刻に彩色を施した壁面、大理石の柱など、往時のように華やかに蘇った特別な空間を存分に味わえる。まるで海外に来たかのような美しい洋館と庭園が魅力の『小笠原伯爵邸』を、記念日や接待、海外ゲストのおもてなしなどでご活用いただき、伯爵気分を味わいながら、一流シェフによるスペイン料理を心ゆくまでご堪能いただきたい。
※4~28名様で予約を希望される方は、お問い合わせフォームからご依頼ください。
ランチ:営業時間を延長します。
11:30~15:30(最終入店14:00)
ディナー:営業時間を短縮します。
※緊急事態宣言解除があった場合、時間を延長します。
17:30~20:00(最終入店18:30)
※酒類オーダーは19:00まで
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