リッツ・カールトンの日本第一号ホテル、ザ・リッツ・カールトン大阪。その5階のレストランフロアにある『ザ・リッツ・カールトン大阪 香桃(シャンタオ)』は、伝統+モダンの広東料理をプロが厳選する中国茶とともに楽しむことができる。
スタイルは広東料理ベースの中国料理で、干し鮑といった干物をつかった海鮮料理がメイン。沖縄のスジアラや伊勢エビ、アワビなどの食材は国産にこだわり、干物は中国、香港などから仕入れる場合もある。スーシェフのスペシャリテは「燕の巣とキャビア 卵白のクリーム炒め」で、ツバメの巣は香港から。キャビアはフランスやロシアなどその時期の最も良い状態のものを使う。シンプルな味付けでツバメの巣の食感とキャビアの風味を堪能することができる。ミソのうま味で包み込む「北京ダック」も人気メニューだ。
ヘッドソムリエの松本 慶太氏をはじめ3名のソムリエが常駐し、料理とワインとのマリアージュを提案。紹興酒は、ザ・リッツ・カールトン大阪限定のカメ壺入り40年物のほか、10年から50年もの、100年物まで用意する。また、中国茶のプロがいるのも『ザ・リッツ・カールトン大阪 香桃』の強み。茶芸師・評茶員のライセンスを持つ小田 純也氏が、厳選した中国茶を伝統的なスタイルで淹れ、時には芸術的なパフォーマンスも見せる。
“現代の桃源郷”をテーマにした店内は、桃の木の下で食事するイメージで天井は桃色に。壁一面に壺を砕いたようなセラミックアートを施すなど、桃の桃色、葉のグリーンをアクセントにするモダンな雰囲気。中庭を見渡せる大きな窓からは外光がふんだんに取り込まれ、昼間は明るく、夜はライトアップされてムーディに。季節によっては中庭も開放される。
個室は4部屋用意され、美術館を思わせるようなスペースもあり、美術品鑑賞も楽しむことができる。家族や友人、仕事仲間との会食やデートなどで利用され、異国情緒あふれる中、中国料理を堪能されてはいかがだろうか。
■アクセス
阪神本線 大阪梅田駅 西出口 徒歩約5分
大阪市営地下鉄四つ橋線 西梅田駅 北改札口 徒歩約5分
JR東海道本線(京都線)(京都〜大阪) 大阪駅,
JR東海道本線(神戸線)(大阪〜神戸) 大阪駅 桜橋口 徒歩約7分
JR東西線 北新地駅 西改札口 徒歩約7分