各国の大使館も多い虎ノ門に店を構える『NOBU TOKYO』は、シェフの松久 信幸(まつひさ のぶゆき)氏が世界展開する『NOBU レストラン』の日本店だ。世界を魅了する、日本料理をベースとしたオリジナルの“NOBU フード”は、ここ日本でも食通たちをも唸らせる。
松久氏は高校卒業後、都内の鮨店で7年間修業。24歳の時に縁あってペルーへ行った際に鮨店を共同経営する。それからアルゼンチン・ブエノスアイレス、アメリカ・アラスカと移り、1987年にロサンゼルスに『MATSUHISA』を開店した。1994年にはニューヨークに『NOBU』をオープン。その後もイギリス・ロンドン、イタリア・ミラノ、ギリシャに、アメリカ・ダラス、バハマなどに続々と店舗展開。虎ノ門『NOBU TOKYO』は2006年に開店した。
世界に『NOBU』を知らしめた“NOBU フード”は、日本料理をベースに松久氏がこれまで腕を振るったアメリカ、南米などの食材も取り入れたオリジナル料理。おなじみの日本料理メニューの刺身や鮨、天ぷらも提供する。『NOBU』オリジナルの「ロール鮨」は他店よりバリエーション豊富に揃い、中でも「ソフトシェルクラブロール」の人気が高い。石窯のオーブンで仕上げる「黒豚の石窯焼き」や「季節野菜の石窯焼き」などは、香りとうま味が豊かで好評だ。
店内は壁に格子をあしらい、海外から見た“日本”をイメージ。天井が高く、開放感がありゆったりと過ごすことができる。ダイニングにはライブ感あふれる鮨カウンターがあり、バーカウンターも設けられているので、ワインや日本酒からウイスキーやブランデーといったハードリカーまで楽しめる。まるで海外に居るような錯覚に陥るような『NOBU TOKYO』を、家族や友人、仕事仲間やカップルで気軽に利用され、世界が愛する“NOBU フード”を堪能していただきたい。
■アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 4B出口徒歩7分