六本木の東京ミッドタウンに程近いビル地下1階に店を構えるのが『焼とりの八兵衛 六本木店』。福岡・博多で人気を博す焼とりの味そのままを楽しむことができる。
福岡県糸島市生まれの社長、八島 且典(やしま かつのり)氏は精肉店『肉のやしま』の三代目。1983年に先代のアイデアで、自店で扱う肉を使った焼とり店『焼とりの八兵衛』を現糸島市前原(まえばる)にオープンしたのが始まり。地元で愛されながら店舗を増やし、2008年に『焼とりの八兵衛 六本木店』を開店。東京進出を果たした。
“Butabara To The World!博多の焼とりを世界へ発信”することが『焼とりの八兵衛』の願い。六本木店ではその想いを、福岡出身の店長、中村則行(なかむら のりゆき)氏が受け継ぎ、備長炭が並ぶ焼き台に立つ。
『焼とりの八兵衛』の焼とりは基本は「豚バラ」。鶏肉だけではなく、牛肉や野菜も焼とりメニュー。肉は国産にこだわり、牛肉は佐賀牛を使う。ネギマ=長ネギではなくタマネギを挟む。そして焼とりはキャベツと食す。塩焼きは酢ダレでキャベツとともに。タレ焼はカラシでいただくのがポイントだ。
焼とりの看板メニューは「すき焼き串」。春菊とエノキを巻いた佐賀牛のバラ肉をすき焼きのタレで焼き上げ、卵にくぐらせて味わう。八島氏が、大阪のワインと串揚げの店『六覺燈(ろっかくてい)』にノウハウを伝授してもらった「えんどう豆の串揚げ」も人気だ。名物の「ゴマサバ」は、朝獲れの長崎・対馬の真サバをゴマで和える逸品。夏のシーズンは「カンパチ」に変わる。冬は、福岡らしく「モツ鍋」や「水炊き」も用意される。
落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター(最大14席)とテーブル(最大14席)に、掘りごたつ式(8名)とテーブル(6名)の個室もある。鮨店のようにタネケースが置かれているので、「今日の焼とりダネは?」と覗き込むもゲストも多い。東京に居ながら福岡の味を堪能できる『焼とりの八兵衛 六本木店』を、家族や友人、同僚やカップルなどと利用され、旅気分に浸ってみるのはいかがだろうか。
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■アクセス
東京メトロ日比谷線,都営大江戸線 六本木駅 7番出口 徒歩4分