JR東京駅から車で8分、東京メトロ三越前駅直結。江戸期の粋と歴史がいまに息づく東京・日本橋地区のランドマークとして威容を放つ五つ星ホテル、マンダリン オリエンタル 東京の38階に、カウンター8席だけのピッツェリアがある。同じ38階には本格的イタリアンダイニング『ケシキ』があり、そこで名前を告げると奥にあるピッツァバーに案内される。目の前には都心の絶景、L字型のつややかな大理石天板のカウンター席の前には、同じく大理石の壁の調理場、その奥にはピザ窯が存在感を放っている。
『ザ ピッツァバー ON 38TH』を率いるのはエグゼクティブシェフのダニエレ カーソン氏。ローマ出身の氏が手がけるピッツァ生地は、イタリア産オーガニック小麦に1グラムのイーストを加え、80%の水分をたっぷりと含ませたあと48時間かけてゆっくり熟成させた、軽やかで食べやすい生地。スペシャリテは「トリュフの香るマスカルポーネチーズのピッツィーノ」。ひと口サイズでトリュフを載せた軽やかな一口サイズのピッツァだ。そのほかにも定番メニューの「ブファラ」。水牛乳が原料のモッツァレラチーズをベースとしたシンプルなピッツァも人気だ。軽やかでライトなテクスチャーは、ダニエレ氏が手がける生地のたまものだ。
ドリンクは、国産も含めて世界各地の800種以上6000本のワインを常時用意。ボトル以外に3種のおすすめグラスワインが楽しめるセットもあり、さまざまなスタイルで楽しめる。また、ソムリエが創作するノンアルコールワインセットも用意している。
高層ホテルの気品あるダイニングにして、この『ザ ピッツァバー ON 38TH』はピッツァイオーロ(ピザ職人)が目の前で焼き上げるライブ感が魅力だ。ピッツァのクオリティはイタリアのお墨付きももらっており、イタリア・ガンベロロッソ社による世界のイタリアレストランの格付けデジタルガイド「世界のトップ・イタリアンレストラン」2020年度版にて3スライスを受賞している。
カウンター8席の絶景のダイニング。デートはもちろん、友人たちと、また、美食の集まりにもぴったりだ。『ザ ピッツァバー ON 38TH』でのひとときは、きっと忘れられないものになるはずだ。
■アクセス
東京メトロ銀座線 三越前 直結(A7・A8出口)
京メトロ半蔵門線 三越前 直結(A7・A8出口)
都営浅草線 日本橋 よりより 徒歩7分