『ぶどうの森』は石川県のフランス料理店では先駆者的存在で、JR金沢駅から車で約20分の金沢市岩出町に本店がある。『レストランぶどうの森 レ・トネル』はこの本店敷地内にあり、同じ敷地内には結婚式用のチャペルをはじめとしてカフェや洋菓子工房、ぶどう園や農園など、様々な年齢層や用途の人々が食を通してレストランぶどうの森 レ・トネル憩い、楽しめる場所となっている。『レストランぶどうの森 レ・トネル』はその中核的施設。日本を代表する建築家、坂 茂(ばん しげる)氏の設計によるドーム型の紙管温室をレストランにしたユニークな建物で、大きな温室内には本物のぶどうの木が緑の葉を茂らせている。外光が燦燦と降り注ぐ開放的なつくりだ。
シェフはMarco Santoscoy(マルコ・サントスコイ)氏。メキシコに生まれ、アルゼンチン、アメリカ・ナパバレー、スコッツデールなど各地のレストランにて経験を積んでいく中で、日本に興味を抱いた。「自らの感性と共鳴するものが多くある日本を、この目で見てみたい」との思いが強まり、2016年に日本へ。豊かな食材と美しい自然、温かな人々に魅了され、その後、石川県へ移住。自国文化からのインスピレーション、そしてこの地の自然の恵みを織り交ぜた新しいスタイルのフレンチを追求している。
料理に沿わせるドリンクは、シェフソムリエ福島 大悟(ふくしま だいご)氏によるペアリングが好評であり、特にノンアルコールペアリングは各方面で高い評価を得ている。
広い温室内はテーブルで16席。美食の集まりに、友人たちと、またデートでは楽しいひとときを過ごすことができる。 レストランを含むさまざまな楽しみがそろう『レストランぶどうの森 レ・トネル』で、ここでしかできない食体験を味わってみてはいかがだろうか。
■アクセス
JR北陸本線、北陸新幹線金沢駅よりタクシーで約25分
JR森本駅よりタクシーで約5分、徒歩15分