品川駅へのアクセスも程よい高輪台駅から徒歩5分のところに店を構えるのが『鮨 梢(こずえ)』。「鮨は大人のエンターテイメント」だという親方の梢 ひろし(こずえ ひろし)氏が、つけ場をステージとし、渾身の握りパフォーマンスを見せる劇場型の鮨店だ。
梢氏は、『赤坂 菊乃井』をはじめ都内の名だたる日本料理店や鮨店などで修業を重ね、北九州にある実家の鮨店で腕を磨いた後、独立。2021年10月に『鮨 梢』を開店した。
コースは、つまみ5〜7品に続き、握りが15〜16貫ほど提供される。握りを数多く味わって欲しいという思いから、酢飯は小さめ。淡い色の赤酢に、石川県産の米を使う。鮨のスタイルはフグを握ったりと江戸前のみならず、北九州での経験も活かした仕立てを楽しむことができる。魚介は、梢氏が毎日豊洲市場に足を運び目利き。マグロは人気の専門仲卸「やま幸」から仕入れる。また、日本料理店での経験を活かしたつまみも充実し好評だ。
日本酒は山口「貴」、広島「宝剣」といった西日本のものも含め、全国の銘酒を。ワインは、梢氏が好むブルゴーニュやシャンパーニュを中心に、常時50本ほどワインセラーに置かれる。
レンガ造りのビルの入り口から店内に入ると、そこは異空間。黒で統一されたインテリアに宙に浮かぶ木曽ヒノキ一枚板のフロートカウンター(7席)。そこにスポットライトを浴びた梢氏が登場し、カウンター前のお客様にパフォーマンスを見せ料理を提供する。まさに劇場型の『鮨 梢』を家族や友人、同僚やカップルなどと訪れ、梢氏のつまみから握りまでのパフォーマンスに酔いしれていただきたい。
■アクセス
都営浅草線高輪台駅A1出口徒歩5分