下町情緒溢れる「門前仲町」エリアに店を構える『江戸深川 鮨 にしち 』。食材や調味料にこだわるだけでなく、“ひと手間を惜しまない”をモットーに鮨やつまみの味づくりを行ない、評判を獲得している。
大将は稲垣 尚(イナガキ ナオ)氏。門前仲町、六本木、銀座の鮨店で19年間研鑽を積む。その後、南麻布の鮨店で板長兼店長を務め、2017年4月に『江戸深川 鮨 にしち 』をオープン。昔から伝わる江戸前鮨の伝統や技術を継承しつつ、新しい調理法を取り入れ、次世代へ続く江戸前鮨を提供している。
稲垣氏は毎朝築地に出向き自ら目利きをない、旬の魚を仕入れるだけでなく地元である北海道から届いた食材も使用。鮨はマグロ、コハダ、カスゴダイ、アナゴが定番で、マグロは天然の近海ものにこだわり中トロ、ヅケ、頭肉の炙りで提供する。またカスゴダイには、芝エビのおぼろを入れたり甘エビを昆布締めにしたりと、ひと手間加えた江戸前鮨が特徴だ。
酢飯には、赤酢2種類と米酢1種類をブレンドしたすし酢を使用。メインのコースはおまかせの27品で、鮨と旬の食材を使った逸品料理を交互に提供するスタイルだ。お酒は、鮨との相性を考慮したフランス産のワインがお勧めで、赤・白ともに5種類ずつ取り揃えている。
「くつろげる癒しの空間」がコンセプトの店内は、1階は木曽檜を使った8名がけのカウンター席で、黒を貴重にした格子壁が高級感を演出。2階は4名用と8名用の完全個室が2部屋あり、2部屋を繋げて最大12名まで利用可能。また、2階は天井の梁を見せた、古民家風の和モダンなデザインとなっており、落ち着きのある非日常的な空間で食事が楽しめる。接待、記念日、デートと幅広く利用でき、癒しの空間で手間暇かけた江戸前鮨を堪能しながら、くつろぎの時間を過ごしていただきたい。
■アクセス
東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町」駅 4番出口より、徒歩2分